がん患者が歌う「第九」コンサート 病と向き合うある夫婦

日本人の死亡原因で最も多いのが「がん」です。厚生労働省の最新データによると、1年間にがんにかかる人はおよそ100万人に上ります。いまや日本人の2人に1人が生涯でがんにかかるといわれていて、治療だけでなく、病との向き合い方も模索されています。ある取り組みを取材しました。

 1月29日に東京芸術劇場で行われたがん研究会有明病院主催のコンサートは、今年で2回目を迎えました。ステージに立つのは、闘病中のがん患者やがんを克服した人、闘病を支える人たちです。演奏後、拍手は鳴りやまず、中には涙を拭う人の姿もあり、ホールは大きな感動に包まれました。

 多くの人の心を振るわせた歌声は、およそ7カ月にも及ぶ練習から紡ぎ出されました。練習は週に1回、およそ2時間で、ある日の練習には150人以上が集まりました。2時間にわたって声を出し続ける練習はがん患者にとって厳しいものの、会場には笑い声があふれていました。練習に参加した人は「今、治療中なので、元気をもらう場。コンサート参加も合唱も初めての経験」「大変で、普通だったら来る気も起きないが、同じような仲間がいて、お互いに近況を話し合える。自分の治療に対しても、すごく前向きになれるし楽しい」などと話し、参加者は皆、がんと向き合う同じ経験を持ち、そうした中で歌える喜びを共有しています。

 夫婦で練習に参加した西伸孝さん・ひろ子さん夫婦は、2人ともがんを患い、闘病の末、克服しました。今年、結婚40周年を迎える西夫妻ですが、妻のひろ子さんを病魔が襲ったのは今から4年前のことでした。ひろ子さんは「ある日突然、朝、顔を洗った時に腫れがあった。調べたら、間違いなく悪性リンパ腫だと診断された」と、当時のことを振り返ります。

 悪性リンパ腫は血液のがんの1つで、近年、かかる人が増加傾向にあります。がんを告知されたひろ子さんでしたが、気持ちは前向きだったと振り返り「私の性格かもしれないが、宣告された瞬間、医師に『治します』と言った」と笑います。

 持ち前の明るさもあって、ひろ子さんの治療は順調に進みました。しかしその治療中、今度は夫の伸孝さんに胃がんが見つかり、さらにその10カ月後、ひろ子さんのがんが再発しました。

 そんな状況でも夫婦から笑顔が消えることはありませんでした。伸孝さんは「自分の努力でできる部分と天命に任せる部分、きっちり分けてやるしかない」、ひろ子さんは「他人や世の中や自分の病気を恨んでみても1日は1日。同じ1日を過ごすなら楽しく過ごしたい」と2人とも笑顔で語ります。

 「いつも笑顔でいたい」と周囲に明るさを振りまくひろ子さんですが、こらえきれない思いもあります。ひろ子さんは「実は、闘病中に知り合った人が2、3日前に亡くなった。その人は『今度の第九、聴きに行きたい』ってずっと言ってくれていて…。『行けたら行くからね』って。そういう人たちの思いも乗せて『私、頑張って歌うよ』と言いたい」と語りました。亡くなった友人はハンカチを送ってくれていて、ひろ子さんはこのハンカチと一緒に、友人への思いを胸にコンサートに臨みます。

 本番当日。会場には、少し緊張した面持ちで準備を行う2人の姿がありました。そして午後7時半すぎ、演奏会は始まりました。演奏されたのはベートーベン作曲の「交響曲第9番」で、友がいる人生の素晴らしさを歌った曲です。

 満場の拍手に包まれ、コンサートは大成功で幕を下ろしました。合唱を聴いた観客からは「皆さんの生きる力をたくさんもらった。涙が止まらない」「大変感動的だった。全国の皆さんに勇気を与えてほしい」などといった声が聞かれました。

 コンサートを終え、西夫妻は気持ちを新たにしていました。伸孝さんが「もう心残りはありません」と言うと、ひろ子さんは「『思い残すことはない』とか言わないで」と笑い、「天国に行った人たちも、何となく会場にいるような気がした。一緒に歌った気持ちです」と話しました。そして「一緒にステージに乗った友達と『生き延びて、次も(舞台に)乗ろうね

テレビ局が自社で製作した、または自社で放送したテレビ番組をネット上で公開するように作られたチャンネルというものが存在しています。TOKYO MX動画チャンネルもそのひとつで、東京を中心として関東圏内で放送されているTOKYO MXのネット動画チャンネルになっており、ニュース番組やゲーム系の番組に関しては丸々視聴することが可能です。
色々な動画が無料で見られるようになっていることから、テレビではなくネットで番組を見たいという方にとって便利になっています。パソコンからだけでなくスマートフォンやタブレット端末からも視聴できるようになっており、サッカー番組、ゲーム番組、情報番組の動画が特に人気だと言えるでしょう。

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TOKYO MX動画チャンネルポイント

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がん患者が歌う「第九」コンサート 病と向き合うある夫婦

日本人の死亡原因で最も多いのが「がん」です。厚生労働省の最新データによると、1年間にがんにかかる人はおよそ100万人に上ります。いまや日本人の2人に1人が生涯でがんにかかるといわれていて、治療だけでなく、病との向き合い方も模索されています。ある取り組みを取材しました。

 1月29日に東京芸術劇場で行われたがん研究会有明病院主催のコンサートは、今年で2回目を迎えました。ステージに立つのは、闘病中のがん患者やがんを克服した人、闘病を支える人たちです。演奏後、拍手は鳴りやまず、中には涙を拭う人の姿もあり、ホールは大きな感動に包まれました。

 多くの人の心を振るわせた歌声は、およそ7カ月にも及ぶ練習から紡ぎ出されました。練習は週に1回、およそ2時間で、ある日の練習には150人以上が集まりました。2時間にわたって声を出し続ける練習はがん患者にとって厳しいものの、会場には笑い声があふれていました。練習に参加した人は「今、治療中なので、元気をもらう場。コンサート参加も合唱も初めての経験」「大変で、普通だったら来る気も起きないが、同じような仲間がいて、お互いに近況を話し合える。自分の治療に対しても、すごく前向きになれるし楽しい」などと話し、参加者は皆、がんと向き合う同じ経験を持ち、そうした中で歌える喜びを共有しています。

 夫婦で練習に参加した西伸孝さん・ひろ子さん夫婦は、2人ともがんを患い、闘病の末、克服しました。今年、結婚40周年を迎える西夫妻ですが、妻のひろ子さんを病魔が襲ったのは今から4年前のことでした。ひろ子さんは「ある日突然、朝、顔を洗った時に腫れがあった。調べたら、間違いなく悪性リンパ腫だと診断された」と、当時のことを振り返ります。

 悪性リンパ腫は血液のがんの1つで、近年、かかる人が増加傾向にあります。がんを告知されたひろ子さんでしたが、気持ちは前向きだったと振り返り「私の性格かもしれないが、宣告された瞬間、医師に『治します』と言った」と笑います。

 持ち前の明るさもあって、ひろ子さんの治療は順調に進みました。しかしその治療中、今度は夫の伸孝さんに胃がんが見つかり、さらにその10カ月後、ひろ子さんのがんが再発しました。

 そんな状況でも夫婦から笑顔が消えることはありませんでした。伸孝さんは「自分の努力でできる部分と天命に任せる部分、きっちり分けてやるしかない」、ひろ子さんは「他人や世の中や自分の病気を恨んでみても1日は1日。同じ1日を過ごすなら楽しく過ごしたい」と2人とも笑顔で語ります。

 「いつも笑顔でいたい」と周囲に明るさを振りまくひろ子さんですが、こらえきれない思いもあります。ひろ子さんは「実は、闘病中に知り合った人が2、3日前に亡くなった。その人は『今度の第九、聴きに行きたい』ってずっと言ってくれていて…。『行けたら行くからね』って。そういう人たちの思いも乗せて『私、頑張って歌うよ』と言いたい」と語りました。亡くなった友人はハンカチを送ってくれていて、ひろ子さんはこのハンカチと一緒に、友人への思いを胸にコンサートに臨みます。

 本番当日。会場には、少し緊張した面持ちで準備を行う2人の姿がありました。そして午後7時半すぎ、演奏会は始まりました。演奏されたのはベートーベン作曲の「交響曲第9番」で、友がいる人生の素晴らしさを歌った曲です。

 満場の拍手に包まれ、コンサートは大成功で幕を下ろしました。合唱を聴いた観客からは「皆さんの生きる力をたくさんもらった。涙が止まらない」「大変感動的だった。全国の皆さんに勇気を与えてほしい」などといった声が聞かれました。

 コンサートを終え、西夫妻は気持ちを新たにしていました。伸孝さんが「もう心残りはありません」と言うと、ひろ子さんは「『思い残すことはない』とか言わないで」と笑い、「天国に行った人たちも、何となく会場にいるような気がした。一緒に歌った気持ちです」と話しました。そして「一緒にステージに乗った友達と『生き延びて、次も(舞台に)乗ろうね

既に放送された動画を簡単にタダで見られる?!

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